ノベルゲームのシナリオ作成奥義 | |
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この本は、同人誌などをはじめて作る人のためのような本(初心者用)だと感じた。
自分にとってはこの本の内容はほとんど知っていることだったし、また考えれば分かるようなものだった。本格的なシナリオ作成が分かると思って本を買った人はがっかりするだろう。
だけれども、ひとつだけ、「おっこれは!」と勉強になったのは、
「36の劇的境遇からシナリオを考えるというもの」
つまり「ストーリーというのは、シェイクスピアの36編以外存在しえない」というもの。
ストーリーを分けてパターンに分けていくと、36パターンに集約され、どんな話もその36パターンの組み合わせで物語りはできているということらしいです。
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番外編・シェイクスピア36分類は本当か - おはなしこんにちは
他の人の記事ですが、気になる人はこちらに詳しく出ていますので読んでみてください。
シェイクスピア36分類 メモ用
01、哀願・嘆願
02、救助・救済
03、復讐
04、近親者同士の復讐
05、追走と追跡
06、苦難・災難
07、残酷な不幸の渦に巻き込まれる
08、反抗・謀反
09、戦い
10、誘拐
11、不審な人物、あるいは謎
12、目標への努力
13、近親者間の憎悪
14、近親者間の争い
15、姦通から生じた残劇
16、精神錯乱
17、運命的な手抜かり・浅い配慮
18、つい犯してしまった愛欲の罪
19、知らずに犯す近親者の殺傷
20、理想のための自己犠牲
21、近親者のための自己犠牲
22、情熱のための犠牲
23、愛するものを犠牲にしてしまう
24、三角関係
25、姦通
26、不倫な恋愛関係
27、愛するものの不名誉の発見
28、愛人との間に横たわる障害
29、敵を愛する場合
30、大望・野心
31、神に背く戦い
32、誤った嫉妬
33、誤った判断
34、悔恨
35、失われたものの探索と発見
36、愛するものの喪失
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