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Perlエンジニア必携! 実用的なPerlの書き方が身につく本!Perl
5は最初のバージョンから13年経ち、いまだにさまざまなシステムに使われています。しかし、残念ながらこの長い期間に蓄積された世界中のPerlハッカー達のノウハウは、彼らの世界でとどまり、あまり世に広まっていません。本書で紹介するのは、古典的な「CGIを書くためのPerlの書き方」ではなく、「近代的なPerl」「業務に使えるPerl」「システム構築等に使える実用的なPerl」です。先人達が築いてきてくれた知恵を使って、読者の方が1時間でも残業を減らし、1個でも多くバグを減らせれば幸いです。
内容(「BOOK」データベースより)
ビギナーからハッカーへ、今時のPerl開発を一冊に凝縮。5は最初のバージョンから13年経ち、いまだにさまざまなシステムに使われています。しかし、残念ながらこの長い期間に蓄積された世界中のPerlハッカー達のノウハウは、彼らの世界でとどまり、あまり世に広まっていません。本書で紹介するのは、古典的な「CGIを書くためのPerlの書き方」ではなく、「近代的なPerl」「業務に使えるPerl」「システム構築等に使える実用的なPerl」です。先人達が築いてきてくれた知恵を使って、読者の方が1時間でも残業を減らし、1個でも多くバグを減らせれば幸いです。
読みました。感想とかメモとか。
これはかなり難しい本です。自分は中級プラグラマーぐらいじゃないかなあと思っているんですが、全体として流れはわかりましたが、それでも分からない所が多々ありました。というわけで、比較的上級者向けの内容ではないかと思う。もちろん初心者では全くわからない本でしょう。
1章 近代的なオブジェクト指向
- blessからMooseへと移行していく
- Mooseにも問題点がある
- 個人的には、「おまじない」と書かれているように、手続き的な非常に見慣れない記述で、初心者を遠ざけるような書き方になっていると思う。
2章 perlによるオブジェクトパターン
- Bridge
- chain of responsibility
- composite
- factory
- flyweight
- iterator
- Meditater
- Observer
- Prototype
- Singleton
- State
- Strategy
- Visitor
- perlではどう書くか?それまでの設計ノウハウを体系立ててパターンに分けただけ。デザインパターン学習によって、プログラマー同士の意思疎通が楽になる。
3章 データベース処理の薦め
4章 Webアプリケーション
- ここは比較的わかりやすい
- 動的SQL生成
- SQLインジェクションの危険性について 引数にSQL文入れ込まれて操作される危険性。
- DBI DBIx::Class(ORM) などを使う それぞれ利点と欠点がある
5章 Perlによるシステムツールの開発
- 本中に、「catalystはそれだけで本一冊かけるもの」という記述があるほど、この本のひとつの章では、わかりやすく説明するのがむずかしいと思う。かなり理解するには、省いた説明になっているような気がする。
6章 テストの薦め
- ワンライナー -e
- -p -nスイッチ
- 外部コマンドの実行
- コマンドラインツール
- シグナル処理
- デーモン? fork? ジョブキュー?
7章 パフォーマンスチューニング
- cpan形式でテストしたら良いらしい
- 自動テストをするべき
8章 C APIとXSの書き方
- 最適化
- プロファイリングを行う
- ベンチマークをとれ
- mod_perlテスト
- 処理速度が遅くなるボトルネックのところを直せばよい
9章 押えておきたいperlの基礎
- よくわからんけど、Cを呼び出して使う方法があって、それをやるとかなり高速に処理できる感じ。たしかはてなもコア部分は、Cとかを使ってるって違う本に書いてあったので、こういうことをやってるのかな??と思った。
- CPANのこととか
- perlインストール方法など
◆全体的な感想
- phpなどと違ってもともとオブジェクト指向を意識せずに作られた言語であるので、後付け的な書式になっている。後付感は、Objective-Cのような印象がした。
- catalystについてもこの本だけではわからず、別途本を買わないとわからない。
自分としては、catalystの本もたくさんあるわけでもないし、ネットを探してみても、解説をしてくれているページも少ない(バックアップが少ない)
のでそのまま勉強していくのはつらいと思う。それならば、phpやRubyをやっていったほうがいい気がする。自分はそんな玄人ではないので。- perlは、普通のオブジェクト指向をやるだけでも、phpやRubyとちがって、かなり異質だと感じだ。初心者を寄せ付けない感じ。書式がすっきりしない。phpやrubyならすっきりする。
- それでも、perlにこだわる人もいるわけでその理由としては、
- perlがrubyやphpに比べていくらか高速だということ(どれぐらい速いかは自分は知らないが・・・)
- できてから20年も経つ言語ということもあって、培われたバラエティーがありかつ強力なライブラリー郡(CPAN)を魅力だと思っている。
この二点。
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