中古ワンルームマンションで収益を上げる! ―管理会社20年のベテラン社長が書いた! アパート1棟買いより都内の1室買い! | |
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不動産で収益を上げるならば、ファミリータイプのマンションやアパート一棟でなく都内の中古ワンルームマンションがいいと勧める本。管理業のことについても。
◆メモ
- 利回りが高すぎるのは、要注意物件。
- 何か理由がある。空室率が高いとか。家屋ならシロアリに食われているとか。
- 部屋数が多いファミリータイプよりもワンルームのほうが収益率がいいので投資対象として優れている。
- 最大のリスクは、空室率。
- 都内一極集中になっているために都内が良い。
- 地方都市は苦戦する。空室率が高くなる可能性。
- 不動産やマンションの管理がどれほど重要かという話
- 不動産でバブル後も生き残ったのは、管理業だけ。
- バブル期物件と築浅物件が良い。
- ローン返済中に亡くなっても、保険で返済される。
- 奥さん子供に負担をかけない。
- 建物の家賃は、利用価値で決まる。
- 古くなったとしても、一概に家賃を下げなければならないということではない
- 金融機関は、ワンルームマンションに対する融資に消極的?
- 郊外の一棟物のアパートより担保価値が高い。
- クレームにはスピード対応が大事。
- 融資の対象は、「人」と「物件」
- 郊外や地方のアパート経営に手を出すべきではない。
- 借りれるだけ借りるのはリスクが大きい。
- リスクが生じたら、元本を減らす。
- 提携ローンの借り入れ限度額は、年収の5倍。
- 収益還元法が不動産投資の価値基準。
- インフレが始まりかけている?
◆不動産投資の主なリスク
- 空室リスク
- 価格下落
- 家賃下落
- 家賃滞納
- 建物老朽化に伴う修繕
- 地震による建物倒壊
- 金利上昇
- 管理会社倒産
◆融資申込みに必要な書類一覧。
- 売買図面
- 住宅地図
- 登記簿謄本
- 公図
- 固定資産税評価書
- 物件概要図(投資物件の特徴など)
- キャッシュフロー試算表、
- 物件取得関連費用概算表
- 建物図面、
- 写真
- 周辺取引事例(家賃の相場など)
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- これに加えあなたの経歴や年収についての資料が必要になる場合もある。
◆感想
ところどころチャート式でなかなか分かりやすかった。
著者が管理会社のオーナーということで、自分の会社がどれほど優れているかという半分宣伝の本でもあった。入居率99%だということで、実際に優れているのだろうけど。
悪質な入居者の対応などの話を読み、管理がどれほど重要かということがよ〜く分かった。
入居者の質を見分けるのは管理者。
管理者の質を見分けるのは、オーナー。
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