金持ち父さんのファイナンシャルIQ | |
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著者の経験に基づいた読みがいのある内容。これほど中身の詰まった為になる本はない。
例えの出し方も上手く。読んでいて楽しい。
◆読んだメモ
- 古いルール(旧資本主義)
- ⇒せっせと働いてお金を貯めて株や投資信託を買い分散投資し、長期投資する
- 新しいルールでは⇒ファイナンシャルIQやインテリジェンスを高める。
- お金がお金を生み出すわけではない。
- お金を儲けるのにお金は必要ではない。
- お金があなたをお金持ちにはしない。
- ゴルフがうまくなりたいなら、プロのゴルフレッスンを受けるべき。
- それと同じで、お金のゲームのスコアを良くする為に、お金をかけるべき。
- お金の問題を解決すると、ファイナンシャルIQが高くなる。
海兵隊に行き、生死に関わる情報の大切さを学んだ。
- お金のルールが変わった。
ニクソン大統領時代、1971年。金本位制を廃止。- 政府がお金を自由に刷れるようになった。
- お金⇒通貨に変わった。価値が変動⇒インフレリスク。
- お金を借りる人⇒勝者 お金を貯める人⇒敗者
- ゼロックス社でセールスを学んだ。内気さの克服。
- 印税や特許使用料などで配当を得れば、税金が少なくて済む。
- ファイナンシャルインテリジェンスによってリスクをコントロールし、レバレッジを掛ける。
- レバレッジはプラスにもマイナスにもなる。
- ROIやIRRを高める
- リッチダットカンパニーはセミナーを行っている。講師が素晴らしい。日本でも行われた。
- 良いのは、講師が自分が教えることを実際に自分がやっているところ
- 人類が歩んできた四つの時代
- 狩猟採取時代 原始的で皆等しく貧しかった。
- 農業時代 土地が全てだった。土地を持つ者(金持ち)と持たない者(小作人)がいた。
- 産業時代 農業用地よりも産業用地が価値が高くなった。貧乏な人と中流、金持ち、3種類がいた。
- 情報時代 情報が財産。超大金持ちが生まれた。テクノロジーと情報をレバレッジにどこのだれでもお金持ちになるチャンスが!例)ビル・ゲイツ
- トレンドを自分の味方にする。
- ウォーレンバフェットの例。彼は分散投資をしない。集中投資。
- ハワードガードナー七つの知能。多重知能
- 言語的知能
- 論理数学的知能
- 音楽的知能
- 身体運動的知能
- 空間的知能
- 対人的知能
- 内省的知能 感情で考えない
- 脳の三つの部分
- 右脳 絵画、芸術、音楽 (創造性)⇒デザイナー、建築家、音楽家
- 左脳 言語的 論理数学的 対人関係的⇒作家、科学者、弁護士、教師などの職業
- 潜在意識 内省的 脳の潜在的欲求を抑え判断する ストレスやプレッシャーに強い 脳を統合する力が成功の鍵
- ⇒警官、医師、看護師、兵士、起業家など
- ミラーニューロンの存在
- 脳は、環境に左右される。なので人生を変えたいなら環境を変える。
- なりたい人たちとたくさん時間を過ごす。
◆感想
サラリーマン不動産投資本やビジネス本などで断片的に入ってきていたがなぜそうなのかがはっきりとは分かっていなかった考えのその意味を補完してくれる大きな源泉、裏のバックボーンが体系的にまとめられているといった感じ。
パラダイムが変わったのに気づかずに今まで通りにしているのは、非常に損なことなのじゃないだろうか。
金持ち父さんシリーズは15冊ぐらいあるようですよ。
自分は、できる限り読みたい。
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