• それを言ったらパワハラになるという禁句がある。
    例えば「やめちまえ」「死んでしまえ」「給料泥棒」「何をしてもあかん」などの相手の人格を完全に否定してしまう言葉。あなたの立場も危うくする。
  • ダメージが大きいメンタルヘルスがらみ。うつ病などの精神障害。
  • 懐に忍ばせたICレコーダーで証拠集めする部下。
  • 感情を込めてしかることによって本当に何が大切なのか、上司が持っている価値観が始めて伝わるから。
  • やはり率先垂範で自分が業績を上げて部下に背中を見せるのも指導のうち
  • 72%の人が「職場で厳しくしかることが必要」と感じている。一方、「こんな人には叱られたくないと」思った経験あり。
  • 鬼上司仏上司ではどちらがうまく行くのか?


◆厳しく叱る必要がないと思う理由
  • 徹底的に論理的な説明、指示をすれば、叱る必要がないため 20代男性
  • 反省をしているものを追い詰める 40代女性
  • 若い子は叱るとすぐに辞めてしまうので 40代女性
  • しかるというより注意や助言程度でも十分だと思う 30代女性

◆厳しく叱る必要があると思う理由
  • 適切なタイミングの叱責は、職場内の雰囲気が引き締まる。厳しくしかることがないとまとまりが無くなってしまうと思うから。30代女性
  • メール文化により会話が減っているから 40代男性
  • 何度注意しても直す気ががないものに対しては厳しく叱る必要がある 40代男性

◆叱る行為が減ってきている理由
  • 厳しく叱ると部下後輩がついてこなくなるという雰囲気があるから 49%
  • 上司先輩のしかる能力が低下したから 39%
  • パワハラセクハラなどの法制度が厳格化したから 36.9%
  • 転職離職率が高まり部下を育てるという文化がなくなってきたから 25%
  • 多忙のため時間が取れない 21%
  • 部下後輩と直接会話が減ったから 21%
  • メールでまわりが気づかないところで叱ることが増えたから 14%
  • 部下後輩の能力が向上して叱るう必要性が低下したから 14%
  • その他

◆アンケートデータ

  • 叱ることが上手な人は少ない。反発を招くか、モチベーションの低下しか見たことがない。30代女性
  • 厳しく叱られた経験をあとで振り返って、意味が無い逆効果だったと感じたことがあると答えた人は、実に88,7%にのぼっている。
  • 成績のいい人ほど叱られたことに意味を見いだせるが、成績のいい人でも42.4%は意味が無いと思っている。
  • 厳しく叱られたことがすべて役立っている人は、7.7%。
  • すべて逆効果だった人は、42.8%。 良くだったことも逆効果だったこともある人は、45.9%

◆叱りには踏むべきステップがある
1、正しく認識させる
2、納得させる
3、具体策を提示する
4、成功させる

  • 自己流で叱っていればいい時代は終わった。恐怖のマネジメントは通用しない。
  • 真剣さと愛情が感じられれば(伝われば)相手も素直に聞き入れられる。

◆たとえ厳しく叱られても付いて行きたい上司のタイプは
  • いうことがブレない人
  • 叱った後フォローしてくれる人
  • 責任をとってくれる人
  • 仕事が出来る人

◆こんな人には叱られたくない」と思った上司の特徴
  • 自分のストレスを部下をしかることで解消している人
  • いざとなったら責任回避する人
  • 朝令改暮で気分屋の人
  • 自分のことばかり考えて、部下のことは二の次の人

  • 結局、何をどう叱られるかより、誰に叱られるかが重要。

◆企業社長などの実例
  • コクヨ:新入社員一人前になるまでの居場所を作る。素でぶつかり合う3年間のチューター制度
  • チーム力に目覚める「社内スクール」
  • リコージャパン:営業同行する車の中でも部下の話をじっくり聞く
  • 停滞会議:全員の本気汁が噴出する舞台づくり:グルナビ流皇居一周ウォーキングミーティングの効果
  • 団塊世代を上司に持った福本氏:「傾聴してから諭す」という今のスタイルに辿りついた。
  • 叱るポイントをを絞るのもテクニック。鬼の首取ったようにこの際だから、あれもこれもは逆効果。
  • あまり追い詰めると、反対に部下に食ってかかられてたじろぐことも。
  • 行動を叱って、人を叱るなかれ。
  • 角山剛教授:女性女性は社内の人間関係が緊密なので、人前で叱ると女性全体に行き渡り上司に対する心象が悪くなる可能性も
  • 石田氏:男性と同じ条件でしかるべき区別すると周囲に逆差別と受け取られることもある
  • 石田氏:その女性にしか出来ない仕事があるからお局化する。⇒業務を標準化し誰でもできるように。
  • SBIHD北尾吉孝:必ず君ほどの人が・・と言い添える。部下をほめしかれない組織は崩壊する。
  • 壱番屋 宗次直美:公明正大だから厳しく言える。相手を見て強弱をつけよ。言い訳を許さず即行動させる。なあなあで済ませる男は退場せよ。団欒気分では仕事はできませんよ。
  • 和民会長 渡邉美樹:好きでなければ叱る資格なし。その場で心のまま叱るべし。感情で起こるな冷静に理由を語れ。なぜ私は、8階から飛び降りろと叱咤できたか?
  • アイウィル 染谷和巳:後知恵で言い訳させるな。その場で叩け。憎むでしょうでも、上司というのはそういう役割。
  • 松下幸之助:叱り上手と言われた。人前も構わずコテンパンに怒鳴る。期待をかけている〜氏だからこそここまで激しくなった。叱った翌日にはフォローを入れよ。
  • 渋沢栄一:ガミガミせめる方が部下が引き締まる。
  • メールで叱るのはタブー。メールでは感情が伝わらない。感情の表出の大きさは志や企業精神を伝える重要な手段。

その他
  • なぜ出来る奴が出世階段を踏み外すのか 出来る人の好感度は必ずしも高くない。
  • 調整タイプ⇒鳩山闘争タイプ⇒小沢闘争回避タイプの3タイプいる。
  • ドバイはヤバイのウソ。

感想:
人によって言ってることも全然違ったりする。
本人は愛情もってしかっていて相手も分かっていると思っていても、全然伝わっていなければ意味がないし逆効果。
ほんとうに難しい問題。

ちなみに論語の孔子は、家族の場合は、運命共同体だから本気で叱る。他人の場合は、一度だけ叱る。二度は叱らない。運命共同体ではないし逆恨みを招くことになるからという考え方らしいです。会社の場合もやはり運命共同体ということになるのかな。

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posted by やすボーイ@成功コンサルタント at 2011年06月17日 16:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:ビジネス、仕事
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