堀江貴文 人生論 | |
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ライブドア事件の真相なども書かれてある。
死生論、自己分析論、本質論、未来論、教育論、仕事論。
◆読んだメモ
- 農業は成長産業。
- 満員電車は睡眠時間の敵。
- 情報収集は砂金掘りみたいなもの。
- 現代人は、勤労ではなく、娯楽をしているに過ぎない。
- 逮捕は別件逮捕のようなものだと思う。
- 価値観や常識は教育によって刷り込まれたもの。
- なぜ結婚しなければいけないのか
- 結婚しない生き方。
- 私立中学に行き、東大に行くという流れもできた。
- 老人民主主義
- みんなで高齢者を支える構造
- なぜ就職しなければいけないのか?
- ライブドア事件は違法ではない。次のの三つが争点。
- マネーライフ事件
- ファンドでの自社株取引
- 架空取引
- DCF法
- 消費税はコストのかからないシンプルなシステム。
- 子供を産めば収入が増えるベーシックインカム。
◆読んだ感想
拝金や成金と比べたら、結構いいことが書かれてあるし、面白かったと思う。
共感できるところも多かった。
ライブドア事件
逮捕に関しては、そもそも違法ではないし、
また、自分の担当ではなく、会計士の担当のことであって、
自分は直接、関係することではないという主張。
どれだけ感知していたかというところが争点となるところだと思うけれども、
彼がいうことが本当であるならば、
社長は、すべてのことに対して専門家である必要はないから、
法務や税務など専門的などころにおいては、専門家を雇ってその人達に任せる
のでそういった専門家たちの責任ということも間違いではないと思う。
また会計に関しては、〜〜主義、〜〜主義といくつもやり方があって、どうやるかといったことは
ある程度、その人に任されているものであって、絶対的なものでないし、その辺は本当にややこしいところだと思う。
勝間さんの決算書の本には、利益の出ていない会社ばかり買って利益が出ているように見せかけて
株式分割して、交換して、空売りできないようにして、時価総額を増やしていったと書かれてあった。
でも彼が書いているように、投資家的観点から言えば、
うまくいっていない会社を安く買って、自社の利益に結びつけて、
大きな価値とすることは、至極ふつうのコトであるとも考えられる。
ただそれを、1億円で買ったものを3億円のものですと財務として記載する、
といったことが可能になると、何でもありになってしまう気もする。
とにかく自分も専門的な知識があるわけではないので、その辺のところは、また勉強しないといけない。
効率を考える
効率を考えて最適化していくのも自分の考え方に、共通点するところが多分にある。
特に、通勤時間が無駄という考えとか。
今あるシステムや状況を当たり前のものとせずに、
自分の中で理想的なものを再構築していくという感じが共感できる。
そのためには、ある程度、年配の人や自分以外の意見をはねのける思考になるので、
そうなれば彼のように、ある程度傲慢な感じになるのもわかる。
でもその分色々軋轢ができたみたいだけど。
環境と考え方
価値観や常識は教育によって刷り込まれたものというのも共感できる。
人は環境によって左右されている。そこから抜け出すためには、
自分で環境を作っていかないといけない。
ベーシックインカム
子供を産めば収入が増えるベーシックインカム。
子ども手当にしたって、バラマキだバラバキだと言って批判する人がいるけど、
これだけ少子化で、これからの日本が危うくなってくる状態では、
子どもが沢山いる家庭を優遇する(インセンティブを与える)のは原理的には間違っていないと思う。
東大受験
中学一年から高校2年生位はずっと遊んでいてあまり勉強しなかったのに、
残り一年から半年で、一発で東大にはいれちゃうところがすごいな
自分もそんなことしたかったな^^;かっこいい。
でもまあ、今となっては学歴なんて成功するのには関係ないって分かったからどうでもいいけど。
大学受験の時は、10時間寝て14時間勉強していたらしい。
睡眠が大切なんだと。
宇宙・ロケット開発
ライブドアで世界一の会社にする夢破れて、もう何もしないとなったら、
やはり生活に張りがないから、何か没頭できるものを見つけたといった感じだろうかな。
確かに、そのほうが精神衛生的にもいいと思う。
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