大震災の後で人生について語るということ大震災の後で人生について語るということ
橘 玲

知的幸福の技術―自由な人生のための40の物語 (幻冬舎文庫) 臆病者のための株入門 (文春新書) 黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 (講談社プラスアルファ文庫) 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する (講談社プラスアルファ文庫)

新しい本。最新?
今までの橘玲さんの書籍の内容をなぞっている。

◆読んだメモ
  • 3・11後の世界は、
    • 「不動産神話」「会社神話」「円神話」「国家神話」という4つの神話が無い世界
  • ブラックスワンが2羽訪れた
    • ブラックスワン=ありえないこと
  • 未来は不確実で、世界は限りなく、残酷。
  • 地震は予測できない
    • 複雑系。無数の要素が、相互にフィードバックするため予測不能
  • ロングテールが、自然界では普通
    • ベルカーブ(標準偏差)
  • 持ち家は不動産投資であるということに気づいていない
    • 所有するというリスク
    • マイホームを買うと損をする時代 
  • サラリーマンというリスク
    • 雇われているというリスク
  • 雇用慣行はナッシュ均衡 
    • 均衡はある日一気に崩れる
  • ギャンブルはゼロサムゲーム
    • ゼロサムゲーム=すべてなくすか いくらかを得るかのどちらか
    • 投資はプラスサム
    • 保険は不幸の宝くじ
  • 地獄への道は、善意によって敷き詰められている。
  • 日本人なら円資産を保有するのが安心という神話も崩壊する。
  • 60年代までは、アメリカでも、終身雇用が当たり前だった。
    • 日本との競争によって変化した。
  • 人口動態によって、年金制度や介護保険などのの社会保障の破綻が確定している。
  • 日本は既に立派な債務超過国。
    • プライマリーバランスをまず保つのが大事。
  • 2つの方法
    • 構造改革派、改革によって、旧態依然とした制度を変えていくほかないと考える人たち
    • 上げ潮派は、日本経済の病根がデフレにあるとして、通貨供給量を増やせばいいと考えている人たち
  • 国家破綻は、国債の暴落から始まる(予言ではない、定義の話)
    • 国債価格下落⇒金利が上がる。
    • 変動金利でお金を借りている人たちは、自己破産の可能性が高くなる。
  • クリエイティブクラスマックジョブ
  • バックオフィス
    • 同一労働同一賃金が原則。
    • 年齢によっても変わらない。年齢差別に当たるから。
  • 知識層は、全体の10パーセント。
  • マイクロ法人でお金持ち。
  • 世代間格差という差別。
  • サラリーマンは昔から会社が大嫌いだった!
    • なんとびっくり!!
  • 二つの世界
    • 伽藍⇒日本 
      • 閉じた世界 マイナスポイント加算ゲーム 目立たないのが得策
    • バザール⇒アメリカなど 
      • 参加自由オープン プラスポイント加算ゲーム
  • アメリカの会社(本質は公正と正義にある)
    • 2割のスペシャリスト
    • 8割のバックオフィス

◆読んだ感想
基本的には、今までの著書のまとめだけども
新しい知識もいくつもあった。
いやあ勉強になったなあ(^^)

4つの神話の話があったけども、
公務員神話というのも崩壊しないと国は良くならないともうなあ

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posted by やすボーイ@成功コンサルタント at 2012年02月10日 03:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:投資、マネー
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