日本人の成功法則 神田昌典 渡部昇一 |
自分は3回読みました(^^)
二人の経験や考え方をたどっていくことで、過去から現在、未来を貫く不変の成功法則が垣間見れます。
日本の元祖成功本「マーフィーの眠りながら成功する」を翻訳して日本に届けた渡部昇一さんとそれを読んで成功した神田昌典さんと共著になっています。
「父から子に送る」となっていますが、もちろん本当の親子ではなく、親子ほど年が離れているということです。
◆読んだメモ
アメリカ留学はできなかった⇒挫折
英語学に非常に縁の深いドイツ語。
でも大事なこと(ドイツ語の勉強)をコツコツと続けていた⇒ドイツへ留学の道がひらけた
ドイツに留学し、東ドイツ(社会主義)の荒廃した状況を見た。
何が原因か?
夢を描くことのできない社会がそうさせたと感じた。
日本に帰ってみれば、学生たちが、社会主義に傾倒しているのに驚き
これではいけないと思い、「マーフィー眠りながら成功する」を出版するに至る。
名前は、仮名。
マーフィー眠りながら成功する (上) (知的生きかた文庫)
J.マーフィー 大島 淳一
お金持ちは憎むべき存在ではない
お金は生活を豊かにする手段として実にいいもの。
お金は友達。忌むべきものではない。
お金持ちの屋敷にある池を見て、子供心に「池はいいなあ」と思っていた。
今成功して、庭に池を持つようになった。
願っていたことが現実化した。
人生のサイクルを知り運を見極める
人生12年周期。12年で人生を区切る。
自分の力で何とかならない波(運)を見極めることが大事。
上がるときもあれば下がるときもある
人生には人それぞれの四季がある
松田松陰 30歳で亡くなる
死して不朽の見込みありと思うなら潔く死ぬのが男というのが松陰思想の要諦
下積みは大事
上の人の仕事を見てやり方を参考にする時期
人生には大きなチャンスが3度あるとポジティブに考える。
経験から、お金持ちは、立派、ずるをしないと知っていた。
だからお金持ちは、悪いという発想を持ったことがない。
お金持ちが悪いという発想はどこから生まれたのか?
教職追放で、教授が追放され、教職ついたのは、赤い教授たちだった。
その流れで、学生たちが左翼化した。⇒朝日新聞
金儲けは汚いもの?
人を騙して取ったお金?
学校にお金を持ってきてはいけません
お金勘定をするのは卑しいこと?
なんでお金儲けに性を出してるの? by神田少年
お金の達人だった本田静六博士
個人個人が貧乏を克服していかなければいけない
一番良かった時代は一番苦しい時代だった。
寄付という形で、社会に還元した。
論語より
インチキをして築いたお金持ちというのは潰れるべくして潰れる。
贅沢を否定する日本人の嫉妬心
お金は眠らせとおくのではなく、還流させる。
国任せではなく、個人が考え、真剣にお金を使わなければならない。
「贅沢する責任」というものもある 邱永漢 粋な使い方
「知的生活の方法」がベストセーラーになったのは30年以上前のこと
知的生活の方法 続 (講談社現代新書 538)
渡部 昇一
嫉妬と社会主義税制のもとでは、良い国づくりなど絶対にできない。
高所得者が海外に脱出する。
最高紙幣一万円札の「福沢諭吉」先生の価値観に見合った生き方をする。
なぜ一万円札だけ、変わらないかをよく考える。
お金に印刷されている人についてしっかり考える
一万円札が聖徳太子から福沢諭吉に変わったのは、1984年のこと。
日本社会が大きく転換したと捉える
聖徳太子⇒和 福沢諭吉⇒独立自尊
福翁自伝を読むことをおすすめする
現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)
福澤 諭吉 齋藤 孝
歴史の大転換は70年周期で繰り返される。
2015年に何かが起こる??
「ええじゃないか」とは何だったのか?
フランス、パリ万博でジャポニズムが起こる。
今のフランスでの日本(文化)人気に通じているなあ クールジャパン
サブカルチャー ソフトパワー
江戸3度の改革は、商工、町人潰しだった。
世代をベースとした時代の潮流の読み方
志 志の人達が現れる
能 全時代の志を受け継ぎ、時代のヒーローたちが、誕生する
公 付加価値を高める経営企画や広告戦略スキルを持った人が活躍する
商(成果を富として収穫)
鳥の目で歴史を見る
日露戦争⇒人種革命!
起業の春夏秋冬
冬の3年間にあれこれ試行錯誤して、種を撒いておくと、春に芽が出る。
3年の準備期間が必要
一流2流が決まる苦悩時代の過ごし方
冬の時代をどう過ごすか?
源頼朝の狡猾さは注目に値する
20年間も伊豆の田舎に雌伏を続け、平家打倒の時を狙っていた。
最悪期まであと2年! 次なる大恐慌―人口トレンドが教える消費崩壊のシナリオ
ハリー・S・デント・ジュニア 神田 昌典 [監訳]
人口動態と株、景気の関連性
デントによると、日本は、2010年から2020年の間は比較的良い。
でも長期的にはよくない
クリエイティブな発想をできるような教育をしていけば、将来の展望も開けてくる。
戦前真っ暗史観は、戦後の左翼歴史家が流したデマ。
暗黒時代を象徴する配給制度。
新鮮な魚が沢山あったのに配給後は、半分腐った魚しか回ってこなくなった。
軍事色一辺倒の教科書など一年しか使ってない。
教育とは特権。
戦後日本を決定づけた公職追放。
赤い教授がどっと復活してきた。
「朝日新聞の言ってることが正しくて、父親の言ってることは間違い」と思ってしまったが、逆だった。
1998年から2015年までの17.5年間は、商の時代。
取り入れの時代。一つのサイクルを閉じ、新しいサイクルが始まるとき。
これまでの価値観が崩れ、新しい価値観が生まれるまでの過渡期。
eラーニング
バーチャルな授業にものすごい反発が怒るかもしれない。
ウルトラマン世代 敵がいる。悪がいる
ポケモン世代 敵がいない。外部に悪を設定しない。戦うことはゲームでしかなくなる。
男性的に戦ったり、人の上に経って世界を引っ張ったりすることがプラスだった時代から女性的に融和する時代への転換。
これからの日本はユダヤ化していく!
国境が低くなる。
外国人が多くなり、摩擦が多くなる。訴訟社会へ。
法律万能時代へ
ユダヤ人「能力第一で扱ってくれ」
アジアが成長エンジン。
人口動態より
2020年からは、坂を転がるように日本は悪くなる。
中国は、2015年から2020年にかけてピークを迎える。
インドは、2030年から60年にかけてピークになる。
東南アジアは2030年から消費人口が急増。
渡部
中国は危険
日本の土地をむやみに外国人に売ってはならない
明治維新から日本は天然資源がないことで悩まされてきた。
原子力推進派 高速増殖炉が日本のエネルギー問題を解決する。
世界で最新式の原子炉を作れる技術を持っているのは日本だけ。
東芝、日立、三菱重工業だけ。
アメリカは原発をあと30基増やしたいと言っている。
食料自給率を上げることは簡単
トマトの水耕栽培 工場を建設 土は、植物の敵。
でもJAが邪魔する。農水省もJAの味方。
「俺は養老院にいくぞ」が脅し言葉だった。
求める気があれば必ず師に出会える
メンターはあなたの直ぐ側にいる
マインドマップ
記憶を一瞬で引き出す未来のツール
能をもっとも活性化するノート術。
脳は連想
◆読んだ感想
知らないことがたくさんあった。すごい収穫。
勝間さんは、神田さんの本を読んで、実益を得たらしいですが、
自分は、勝間さんの本を読んで、神田さんを知り、勝間さんと神田さんの対談本で、渡部昇一を知りました。
マフィーの眠りながら・・・や本田さんの投資の本も読みました。
人を介して、知識の川をさかのぼることの楽しさを感じます。
神田さんの本 全脳思考と口コミをまだ読んでないのでそれを中心に神田さんの本をくまなく読んでいきたいです(^^)
ネットでダウンロード出来るおまけ音声mp3も聞きました。
お得な気分です(^^)やっぱり神田さんすごい。
口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム 神田 昌典 |
全脳思考 神田 昌典 |
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