猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか? (ディスカヴァ−携書)猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか? (ディスカヴァ−携書)
猪口 邦子 勝間 和代

少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書) 子どもが減って何が悪いか! (ちくま新書) 人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書) 2100年、人口3分の1の日本 (メディアファクトリー新書) 少子高齢化の死角―本当の危機とは何か (シリーズ・現代経済学)


教養として読みました。勉強になった。

◆読んだメモ
出生率は社会の幸せのバロメーター
 なんとなくみんなが幸せじゃなくなって子供を産まなくなってきた

都市への富の集約化はもう始まっている。

 少子化が進むことによって、富の拠点の集約化が進む
 社会サービスの集約化

都市こそ子育ての場であるという価値
 都市こそが家族のインキュベーター

これから5年間を逃すと莫大なコストが・・・
 2007年現在から5年間
 第二次ベビーブーマーに子供を産んでもらえるかどうかが鍵

女性の社会進出、高学歴化が晩婚化をもたらすというのは違う。
 後ろ戻りはできない
 理由にせずに克服するべき
 晩婚化しても子供を育てられる社会を目指す
 きちんとしたバックアップがあれば、両立はできるはず。

西側諸国に対して日本だけが遅れを取ったか?
 冷戦中は、軍事支出が先進国の中で低かったので、その分産業にお金を回せた。
 冷戦後は、そのアドバンテージがなくなってしまった。
 他の先進諸国は社会政策に、それまでの軍事費のいくらかを割り当てられた。
 日本では削って回せる余裕がなかった。
  そうだったんだ!知らんかった(^^)

公教育への不安

少子化2005年から改善
 第三次改造内閣において、政策が強化された。
 男女共同参画、少子化対策

子供を持つ喜び!
 負の選択?

ムギ畑 http://www.mugi.com/
大丈夫やってみればなんとかなる
ワーキングマザーの点をつないで面にした。

ワーキングマザー 建設業とか製造業は少ない。
サービス業とかIT業といった女性の比率が高い企業の方が多い。
あとは、医師、弁護士、看護師、会計士など ある程度自分の時間をコントロールできる仕事が多い。

男性の長時間労働とノミニケーション
 あれがなくても仕事はできるはず

コンドラチャフの波
 景気循環の波。
 戦争は良くなった時に起こる。余力があるから。
 50年毎のサイクル。25年で上がって25年で下がる。

長時間労働が日本のイノベーションを妨げた。

養子という選択肢がメーじゃにならないのはなぜ?
 養子や里親制度が充実していないから

グローバリゼーションがもたらしたエスニシティーの喪失

スーパーモダンポストモダンか?
 ヨーロッパはポストモダンに移行した。

猪口さんは、教授出身。
 実際に問題を解決するために
 学問の楽園から、政治の原野に出てきた。
 
◆読んだメモ
はじめて知ったことも結構あった。
結構専門用語も多かったなあ

冷戦中、なぜ日本が経済で優位に立てたか

>1989年11月10日に破壊され、1990年10月3日に東西ドイツが統一
マルタ会談 - Wikipedia が1989年 これで、冷戦終結

それから、きっちり日本のバブル崩壊しちゃってますね。
あちゃー。

斎藤一人さんが冷戦終結を境に変わったというのもそういうことだったのか。

sponsered link




sponsered link

posted by やすボーイ@成功コンサルタント at 2012年11月04日 18:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:知識/教養/生活
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
最近の記事
カテゴリ
サイト内検索です^^
カスタム検索
with Ajax Amazon